米仏の科学機関が電子イオン衝突型加速器に関する共同作業で最初のステップ

米エネルギー省(Department of Energy)科学局(Office of Science)とフランスの原子力・代替エネルギー庁(Alternative Energies and Atomic Energy Commission: CEA)の代表は11月13日、電子イオン衝突型加速器(Electron-Ion Collider: EIC)に関する双方の重要な共同作業の立ち上げとなることを期待して、「関心の声明(Statement of Interest)」に署名した。EICは、エネルギー省傘下のブルックヘイブン国立研究所(Brookhaven National Laboratory)がエネルギー省傘下のトーマス・ジェファソン国立加速器施設(Thomas Jefferson National Accelerator Facility)とのパートナーシップを通じて建設するもので、物質の構成単位と自然における最強の力を探索する固有の施設となる。今回の同意は、米仏政府の間の科学的取り組みにおける長い協力関係を継続するもので、強力な協調的関係を築き、EICに対するフランスの将来的な寄与へ向けた最初の一歩となる。EICプロジェクト(170~280億ドル規模)はブルックヘイブン国立研究所で計画段階に入っており、その基準予算とスケジュールは2025年度に決定される予定で、施設の運用開始は2030年代初頭と見込まれている。

Brookhaven National Laboratory “French and U.S. Science Agencies Take First Step to Collaborate on Electron-Ion Collider (EIC)” (11/13/23)