連邦機関、学術機関、民間セクターの代表は11月7日、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)に集結し、「国立人工知能研究資源(National Artificial Intelligence Research Resource: NAIRR)」のパイロット・プログラムを協調的に設計するプロセスを開始した。NAIRRは、米国の科学者を、責任があり信頼できる人工知能(AI)資源と、AIの研究・発見を促進するために必要なコンピュテーショナル/データ/ソフトウェア/訓練/教育資源へと結びつける共通の国家研究インフラのコンセプトである。バイデン大統領は10月30日に署名した大統領令14110号(Executive Order 14110)で、責任あるAI研究と米国AI研究コミュニティへの連邦政府の支援を急ぐべく、NSFが連邦及び民間部門を結集してNAIRRパイロット・プログラムを始動するよう指示した。大統領令はこの他にも、様々な用途分野でAI研究を進展させるための国家AI研究所(National AI Research Institutes)のネットワーク拡大や、既存の技術ハブ以外でAIに焦点を当てたイノベーション・センターを構築することを目的としたNSF地域イノベーション・エンジン(NSF Regional Innovation Engine)の設立などを指示している。