3,000台の車が相互通信するパイロット・プロジェクト

ミシガン州アナーバー市で8月21日、3,000台の車(自動車、トラック、バス)に、スピードや位置データ、近隣のインフラ情報を相互に無線通信する機器が取り付けられた。これは、運輸省(Department of Transportation: DOT)による、より安全な運転の実現を目的としたパイロット・プログラムの一部で、3,000人のドライバーが自主的に参加している。車内に設置された小型スピーカーを通じて、運転手に近隣の危険(走行先における突然の減速や走行車線の変更など)が警告される。機器が集めたデータは全て保管され、ミシガン大学(University of Michigan)とDOTによる研究に利用される。このパイロット・プログラムは、実社会における自動車間の通信システムを1年間にわたって試験するもので、このような大規模な試験はかつて行われたことがなく、当然ながらセキュリティとプライバシーの問題が懸念されている。
New Scientist “Mass autonomous cars project lets 3000 vehicles talk” (8/23/12)