米国研究評議会(National Research Council: NRC)が発表した報告書によれば、学問分野ベースの教育研究(Discipline-based education research: DBER)から得られる見識は、大学における科学・工学の教育向上の一助となる可能性があるものの、未だ、教育方法改善に向けた広範な導入にはつながっていないという。「科学・工学部門の教員や機関、社会などは高品質なDBER及びそこから生まれる証拠ベースの教育戦略を支持すべきである」と、報告書はまとめている。DBERは、特定の学問分野で学生がどのように学習するかという点に関する調査研究を総合的にまとめ、教育方法の改善策を見付け出すことを目的とした研究である。
National Academies “Findings From Discipline-Based Education Research Could Improve Undergraduate Science and Engineering Teaching But Are Not Yet Widely Used” (5/21/12)