ゼネラル・エレクトリック社(General Electric Co.: GE)と三菱重工株式会社は、注目されていた風力エネルギー関連の特許を巡る2件の論争で、有利となる裁定を二分した。一つは、「221特許」と呼ばれる特許論争で、ワシントンDC連邦控訴裁判所は、「三菱重工は可変速風力タービンに利用されているGEの特許技術を侵害していない」とした米国際貿易委員会(U.S. International Trade Commission: ITC)の裁定を支持した一方、「985特許」と呼ばれる特許論争については、三菱重工に有利な裁定を下していたITCの決定を覆し、更なる審査を行うよう差し戻した。この両裁定についてGE社は、「221特許に関する裁定は残念であるが、985特許については更なる手続きで自社の権利が強化されることを期待している」と述べ、三菱重工は、「221特許に関する裁定を歓迎し、985特許についても最終的には自社の主張が認められることを楽観している」と述べた。三菱重工は、「GE社は風力タービン市場での独占を維持するために相次ぐ訴訟を行っている」と批判し、GE社はこれに反論した。
Wall Street Journal “GE, Mitsubishi Heavy Get Split Wind-Patent Ruling” (3/1/12)