インテル社、半導体の統計収集組織から撤退へ

インテル社(Intel Corp.)は、半導体業界の統計収集を行う非営利組織、世界半導体貿易統計(World Semiconductor Trade Statistics: WSTS)から退会することを決定した。これは、2011年に撤退した競合会社、アドバンスト・マイクロ・デバイス社(Advanced Micro Devices Inc.)に続くもので、半導体市場関係者が注目してきた同データの今後に懸念が浮上している。WSTSは半導体業界協会(Semiconductor Industry Association: SIA)が1975年から行っているもので、米国やアジア、欧州における加盟半導体メーカーからデータを毎月収集し、様々な分類におけるユニット販売や半導体売上に関する統計データを加盟企業に提供している。一部のアナリストは、最大手であるインテル社の撤退はWSTSデータの正確性を損なう可能性があると指摘しているが、WSTSは「既に非加盟企業の販売を試算するために様々な技法を使っており、データへの悪影響はない」と反論している。
Wall Street Journal “Intel To Exit Chip Statistics Group” (2/28/12)