再生可能エネルギーへの世界投資が過去最高となる2,570億ドルを記録

国連環境計画(United Nations Environment Programme: UNEP)と「21世紀のための再生可能エネルギー政策ネットワーク(Renewable Energy Policy Network for the 21st Century: REN21)」がそれぞれ発表した報告書によれば、2011年の再生可能エネルギーへの世界投資は太陽光発電への投資が急増(風力エネルギーへの投資のほぼ2倍)したことを受け、前年比17%増で過去最高となる2,570億ドルに達したという。また、2011年の再生可能エネルギーはあらゆる最終用途部門(電力、暖房、冷房、輸送)で堅調に成長し、世界のエネルギー消費の16.7%を供給したという。一方、注目点として、太陽光発電においては、導入が増加したものの、供給が需要のペースを上回っていることなどから、製造業者の利益幅は減少している。太陽光発電業界で現在見られる「大きな成功、大手企業の倒産、国際的な貿易論争」は、急成長業界の特徴であり、かつての自動車業界の成長に似ていると分析されている。また、再生可能エネルギーの発展を牽引している要素として、世界各国における安定した再生可能エネルギー政策の存在が指摘されている。
Eurek Alert! “Global investment in renewable energy powers to record $257 billion” (6/11/12)