ボストン大学(Boston University)が、「特許不実施主体(non-practicing entities: NPE)」或いは「特許トロール(patent trolls)」と呼ばれる企業を中心に特許訴訟を調査し、その結果を6月26日に発表した。それによれば、特許訴訟は増加し続けており、2011年にはこれらの訴訟の総費用が290億ドルに達したという。NPEは、自社製品を作ることなく、特許を買収・ライセンシングする会社で、多くの技術系企業大手はこうした活動を批判している。報告書は、特許トロールのその他の悪影響として、①影響を受けている企業の多くが中小企業であり、これがイノベーションの減速につながっている、②NPEがイノベーションを促進していることを示す兆候はほとんどない、といった点を挙げている。
CNET “Patent trolls curb innovation and cost the U.S. $29B in 2011” (6/26/12)