米国科学財団(National Science Foundation: NSF)の米国科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics: NCSES)の発表によれば、零細企業(国内の従業員が1~9名)が2022年に実施した研究開発(R&D)費は76億ドルで、そのうち88%(67億ドル)は国内で実施され、75%(57億ドル)は零細企業自身によって実施された。NCSESは、R&D活動(企業によって実施されたR&D活動のみの費用)と、R&D非活動(他組織へのR&D支払い)で区別している。国内R&D活動(Total domestic R&D performance)の合計は、2018年の45億ドルから2022年の57億ドルへ26%増加し、同期間におけるR&D費の合計(total R&D costs)は18%、国内R&D費(domestic R&D costs)は16%、それぞれ増加した。2022年の国内R&D費のうち、55%は給与、賃金、福利厚生費に充当された。製造部門の企業ではその割合は39%、非製造企業では57%であった。国内R&D費のその他の内訳は、他組織へのR&Dの支払い(15%)、マテリアル及び供給品(9%)、機械・設備支出(3%)などとなっている。記事ではこの他に、R&D事業のための資本支出、零細企業によるR&D活動の特徴(業界別、R&Dの種別、資金源別、州別)について記述している。