米国政府、「ジェネシス・ミッション」拡大に50億ドル拠出 

大統領府は7月12日、人工知能(AI)を活用して科学研究を加速させる国家戦略「ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)」の拡大に向け、50億ドル超の追加拠出を行うと発表した。今回新たに採択された合計278のプロジェクトを通じて、医療費の軽減や産業力強化、さらに宇宙や物理分野における革新的な発見加速を支援する。この取り組みには、厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)やエネルギー省(Department of Energy)など15を超える連邦機関が参加しており、がんや慢性疾患、希少疾患の治療法に加え、次世代微小電子工学、量子システム、地質調査、生物科学、防衛分野に至るまで、様々な科学技術課題の解明に取り組んでいる。政府は、各機関が所有するデータベースやスパコンなどの研究インフラを集約し、政府を挙げてイノベーションを推進する方針で、民間企業や国際パートナーとの連携強化を継続しつつ、得られた研究開発の成果を国民生活に還元していく方針である。

The White House “Trump Administration Announces More Than $5 Billion for the Genesis Mission, a National Mission on AI for Science” (07/22/26)
https://www.whitehouse.gov/releases/2026/07/45502/