太陽エネルギー産業協会(Solar Energy Industries Association: SEIA)は9月1日、2026年第2四半期の国内新規蓄電容量が過去最高の20.2ギガワット時(GWh)に達したと発表した。英調査会社のベンチマーク・ミネラル・インテリジェンス社(Benchmark Mineral Intelligence)と共同作成した報告書によると、今年上半期の総導入量は30.8GWhとなり、トランプ政権発足からの18カ月間で電力系統用累計蓄電容量は88GWhから165GWhへとほぼ倍増した。旺盛な需要を背景に、2030年までの予測値も11.5%と上方修正され、683GWhとなる見通しである。全米各地でも蓄電システム導入が急増しているが、第2四半期に設置された容量の74%はテキサス州やアリゾナ州、ユタ州など共和党支持州に集中しており、特にアリゾナ州だけで州記録としては過去最高の6.2GWhとなり、全米をリードする形となった。報告書は、蓄電システムが電力の安定供給や需要への対応、電気代抑制に不可欠な信頼性の高い電力供給源として認められつつあると指摘している。
SEIA “REPORT: U.S. Adds 20 GWh of Energy Storage Capacity in Q2, Largest Quarter on Record” (09/01/26)