国防総省(Department of Defense)の最高情報担当官は6月4日、「ゼロトラスト・オーバーレイ(Zero Trust Overlays)」と題する報告書を発表した。約400ページに及ぶ文書で、2021年にバイデン大統領が署名した大統領令で設定された国防総省の目標を達成するガイド及びロードマップとして機能することを意図している。オーバーレイは、国防総省内でゼロトラストの実践を課されている人々にとって恩恵となることが期待されている。ゼロトラストはまだ国防総省全体で実施されていないが、2027年度までに「ターゲット・レベル」の導入に到達することが期待されている。それはつまり、2022年11月に発表された国防総省の「ゼロトラスト戦略及びロードマップ(Zero Trust Strategy and Roadmap)」で特定された152件のターゲット活動のうち、91件が実践されていることになる。それらの実践は容易ではないが、今回発表された「DODゼロトラスト・オーバーレイ」の情報は、その実践で最も責務を負う人々が、国防総省とホワイトハウスが設定した期限に間に合うよう助けとなると予測されている。国防総省の高官によれば、オーバーレイは、国防事業におけるゼロトラスト実践方法を標準化し、ゼロトラスト制御を実践するための段階的手法を説明し、ゼロトラストの溝の分析を策定する。
Department of Defense “New ‘Overlays’ Provide Guide on Path to Zero Trust” (6/4/24)