ワシントン・ポスト紙(The Washington Post)は7月30日、米国道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration: NHTSA)が、ロボタクシー企業のズークス社(Zoox)に対し、ハンドルやアクセルペダルのない完全自動運転車による有料乗車サービスの提供を承認したと報じた。同社は、来月からラスベガスにてアプリを通じた有料サービスを開始する。箱型の車体に左右対称の対面座席を備えたほか、方向変換することなく走行できる独自構造で、同社は「車ではない」とのスローガンを掲げていた。従来の自律走行車市場ではウェイモ社(Waymo)やテスラ社(Tesla)などの車両にも手動操作用ハンドルが残されていたが、制御装置を一切持たない車両が商業運行の認可を得るのは全米初となる。同紙オーナーのジェフ・ベゾス氏(Jeff Bezos)が率いるアマゾン社(Amazon)傘下の同社は、ワシントンを含む全米10都市で実証実験を進めており、安全規制の免除獲得により実用化へ大きく前進していると記事は伝えている。
The Washington Post “Self-driving vehicle without a steering wheel cleared to charge for rides” (07/30/26)
https://www.washingtonpost.com/technology/2026/07/30/self-driving-vehicle-without-steering-wheel-cleared-charge-rides/