エネルギー省(Department of Energy)は7月22日、人工知能(AI)を活用した科学的発見を加速させる「ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)」において、278のプロジェクトを採択したと発表した。全50州の大学や国立研究所、民間企業など342の機関が参加する取り組みで、研究チームには同省スパコンやAIツールを提供する専用プラットフォームを開放する。エネルギー、基礎科学、安全保障分野における研究プロセスを劇的に効率化するとし、なかでも3年間で6,000万ドルを投じる原子力エネルギー分野の事業が最大規模で、AIを活用した原子力施設の安全性向上と建設・運営コスト削減を両立させる。さらに、核融合エネルギーの商業化やインテリジェント半導体の設計、重要鉱物の採掘技術といった重要課題にも取り組むとし、政府は最先端技術と全米の研究能力を結集させることで、科学的生産性を倍増させるとともに、技術イノベーションにおける世界主導権を固める狙いである。
Department of Energy “Secretary of Energy Chris Wright Announces First Genesis Mission Projects Selected to Accelerate AI-Driven Scientific Discovery” (07/22/26)
https://www.energy.gov/articles/secretary-energy-chris-wright-announces-first-genesis-mission-projects-selected-accelerate