エネルギー省、核燃料サイクル改修・整備で5州選定

エネルギー省(Department of Energy)は7月28日、国内の核燃料サイクルを整備強化する取り組み「原子力ライフサイクル・イノベーション・キャンパス(Nuclear Lifecycle Innovation Campuses)」の誘致候補地として、ユタ、テネシー、オクラホマ、ルイジアナ、アイダホの各州を選定したと発表した。国内製造業拡大や雇用促進を支援する取り組みの第1弾で、申請があった26州28件の中から選ばれた5州と覚書を締結した。各州が燃料製造や濃縮、使用済み燃料の再処理から最終処分に至る全工程を担う計画で、州の優先事項に応じて次世代原子炉の導入やデータセンターの併設なども検討していく。施設設置により最大で500億ドルの民間・資本投資の誘致と100億ドルの州・地方税収が見込まれるほか、約2万5000人の新規雇用が創出される見通しとし、クリス・ライトエネルギー長官(Chris Wright)は、これらのキャンパスが地域経済を牽引し、全米規模での原子力ルネサンスの推進に直結する重要な拠点になると強調している。

Department of Energy “Nuclear Lifecycle Innovation Campuses Contenders Announced” (07/28/26)
https://www.energy.gov/articles/nuclear-lifecycle-innovation-campuses-contenders-announced