エネルギー省(Department of Energy)の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)は5月2日、米国内で二酸化炭素排出削減の一助となる二酸化炭素輸送インフラを拡大するプロジェクトに最高5億ドルを提供すると発表した。「二酸化炭素輸送インフラのファイナンスとイノベーションの将来成長グラント(Carbon Dioxide Transportation Infrastructure Finance and Innovation Future Growth Grants)」と題する資金提供公募(FOA)で、エネルギー省の「二酸化炭素輸送インフラのファイナンスとイノベーション(Carbon Dioxide Transportation Infrastructure Finance and Innovation: CIFIA)」プログラムの下、将来の成長グラントを提供する。将来の成長グラントは、二酸化炭素輸送能力の設計、開発、構築に、事前の経済的援助を提供するもので、将来の炭素捕獲、直接空気回収施設、追加の二酸化炭素貯留及び転換拠点のために利用される。本FOAの下、輸送システム(パイプライン、鉄道、トラック、荷船、船舶など)は、2つ以上の二酸化炭素排出源と1つ以上の転換拠点もしくはセキュアな地層貯蔵施設とが、直接的または間接的に結びついていなくてはならない。エネルギー省は、異なる地域を拠点とするプロジェクトに関心があり、それによって二酸化炭素輸送の費用や輸送モード、輸送ネットワーク仕様、技術的/規制的/商業的な検討事項について理解を高めることができると期待している。
Department of Energy “DOE Announces $500 Million to Build a Safe and Reliable Carbon Dioxide Transportation System” (5/2/24)