ウィスコンシン製造・生産性センター(Wisconsin Center of Manufacturing & Productivity)は最近、第4次年間報告「ウィスコンシン製造報告(Wisconsin Manufacturing Report)」を発表した。ウィスコンシン州内の製造部門に関する全体的な概況を示したもので、アンケート調査は同州及び製造業を対象としているが、報告書に記載されている再現可能な内容、製造業が経験している問題への重要な洞察、他州の製造事業者がそれぞれの状況に適用できるガイダンスなどは、国内の政策策定者にとっても参考になるとみられる。報告書の執筆者によれば、労働力不足が継続的な最大の懸念として指摘されている一方、これらの不足を受けて製造事業者は、従業員の勧誘・維持を目的としたより柔軟かつ創造的な戦略を採用するなどしており、業界に変革が生じている。また、報告書によれば、アンケートの回答企業は概ね経済及び自社の事業に楽観的である。報告書は、参加企業による製造事業者及び企業への勧告として、労働力に投資し、人工知能(AI)を中心とした技術を受け入れることを挙げている。