アイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory: INL)は最近、より高速な処理スピードと追加の演算力を備えた最新のスパコン「ビタールート(Bitterroot)」を発表した。ビタールートは、増大する演算資源の需要増に対応する助けとなるもので、エネルギー省の原子力科学ユーザー施設(Nuclear Science User Facilities: NSUF)を通じてアクセスでき、米国の原子力エネルギー関連の研究プロジェクトについて、ユーザーに費用がかからない形で支援する。ビタールートは、デル(Dell)ベースのCTS-2システムで、4万3,000個以上のプロセッサコアを搭載し、3ペタフロップスの性能を有する。また、NSUFが支援する最初のシステムとして、高帯域幅メモリーを提供しており、従来は帯域幅の限界のために鈍化していた演算をスピードアップすることができる。NSUFは、次世代の旗艦パソコンを2025年に稼働させる予定で、ビタールートはそれまでの間、モデリングとシミュレーションのニーズの溝を埋める一助となる。
Department of Energy “National Lab Brings New Bitterroot Supercomputer Online” (7/15/24)