新たなソーラーパネル企業が倒産へ

コロラド州のソーラーパネルメーカー、アバウンド・ソーラー社(Abound Solar Inc.)は、ここ数カ月間で買収元企業との契約をまとめることができず、近いうちに破産法の適用を申請する計画であると発表した。同社はエネルギー省(Department of Energy)から債務保証を受けており、その公的資金が回収不能となる可能性がある。エネルギー省による債務保証額は4億ドルであったが、アバウンド社が実際に調達した融資額は6,800万ドルであったことから、同様にエネルギー省による債務保証を5億2,800万ドル獲得し、そのほとんどを利用した後に倒産したソリンドラ社に比べれば、リスクにさらされる公的資金は小規模である。アバウンド社、ソリンドラ社とも、従来型のソーラーパネルに比べてコスト効果の高いソーラーパネルの開発に取り組んでいたが、中国の低価格製品の進出などを受けて従来型パネルの価格が急落したことにより、資金面で厳しい状況に立たされていた。エネルギー省の債務保証プログラムを受けた企業が新たに倒産することを受け、共和党議員はオバマ大統領によるエネルギー政策を改めて批判した。
Wall Street Journal “Solar Firm Seeks Bankruptcy Protection” (6/28/12)