エネルギー省(Department of Energy)が開放大気系高濃度二酸化炭素実験(FACE:Free Air Carbon dioxide Enrichment: FACE)を2009年に正式に終了してから3年後、実験場所の一つとなっていたオークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory)の研究チームが、その研究結果を専門誌「グローバル・チェンジ・バイオロジー(Global Change Biology)」に発表した。それによれば、大気中の二酸化炭素水準が高くなることにより、土壌の炭素貯蔵が増大される可能性があるという。12年に及ぶ研究の最終段階の一部として研究者達がモジミバフウ植林地の木を伐採し、根や土壌炭素の分析を行った結果、高二酸化炭素水準により、木はその根を土壌により深く伸ばし、結果として炭素の蓄積増大につながったようであるとの結論が出されている。
Nature.Com “Study gets to the roots of enhanced CO2 experiment” (3/7/12)