スティーブ・バルマー氏(Steve Ballmer)が2014年にマイクロソフト社(Microsoft)の最高経営責任者から引退し、次に何をしようかと思案していた際、妻の慈善活動を手伝うよう依頼された。バルマー氏は当初、「それは政府の仕事だろう」とその依頼を拒否したが、その会話が契機となって「政府は私たちのお金を使って実際に何をしているのか」を追求し始めた。その後、バルマー氏はエコノミストや教授、専門家による小さなチームを作り、「USAファクト(USAFacts)」というデータベースを構築した。これは恐らく、政府(連邦、州、地方自治体)の歳入と歳出を総合的に見る超党派の取り組みとしては、初めてのものとされている。USAファクトを使うと、「国内の様々な地域で何名の警官が採用されているのか」「うつ病と診断された米国民の割合と、それに対する政府の支出」「駐車違反による収入とその集金の費用」といった様々な情報を得ることができる。
New York Times “Steve Ballmer Serves Up a Fascinating Data Trove” (4/17/17)