アクシオス(Axios)は4月30日、データセンター大手のNTTデータグループ社(NTT Data Group)がスイスのスタートアップ企業クライムワークス社(Climeworks)と炭素除去クレジットの購入契約を締結したと報じた。クライムワークス社による人工知能(AI)インフラ企業との合意は初で、10年間で数十万トン規模が供給される見通しであり、これには大気中からCO2を直接回収する人工的手法と自然ベースによる手法のクレジットが含まれる。同市場で最大規模の購入実績を持つマイクロソフト社(Microsoft)が新規購入を一時停止する中、その空白を埋める大手企業が現れていないことから、今回の提携が大手IT(AI)企業による炭素除去クレジット市場への参入として注目されている。とりわけデータセンタープロジェクトと同時に建設する必要がないオフセットとしての利点があり、2030年までにデータセンターの直接排出量を実質ゼロにする目標を掲げるNTTデータグループはこの合意を2040年までの追加排出量の相殺に活用する予定であるという。
Axios “Exclusive: Data center firm inks carbon removal deal” (04/30/26)
https://www.axios.com/2026/04/30/data-center-deal-carbon-removal-ai