マサチューセッツ州ボストンで行われたバイオ国際会議(BIO International Convention)で6月19日、バイオテクノロジーにおける知的財産権の役割について分析した報告書「世界的にバイオテクノロジーは知的財産権からどのような恩恵を受けるか(Taking Stock: How Global Biotechnology Benefits from Intellectual Property Rights)」が発表された。「強力な知的財産権は業界の発展の支援となるか障害となるか」に関する議論がしばしば起きるが、本報告書によれば、知的財産権は研究開発の発展に貢献するという。世界各国を対象として調査が行われた本報告書によれば、インド、ブラジル、シンガポールなどの国では、過去10年間にわたり、特許件数の増加がバイオテクノロジーや製薬部門の成長と一致しているという。この他にも、技術移転と特許件数の増加や知的財産権の強化と経済発展にも相関性が見られるという。
Nature News Blog “Biotech report says IP spurs innovation” (6/20/12)