環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は11月22日、新規の天然ガス火力発電所を対象とした窒素酸化物の基準を強化することを提案した。EPAが定置型の燃焼タービンの排出基準を最後に設定したのは2006年のことである。EPAによる提案は、2022年における環境防衛基金(Environmental Defense Fund: EDF)とシエラ・クラブ(Sierra Cub)による提訴の結果の同意判決(consent decree)に基づくもので、同意判決はEPAに対して11月中に新規の発電所を対象とした窒素酸化物の基準を更新し、最終的な措置を2025年11月までに講じることを義務付けた。シエラ・クラブは、トランプ次期政権が今回の提案基準を採択するよう要請している。トランプ次期大統領は11月初旬に、リー・ゼルディン元下院議員(Lee Zeldin)(ニューヨーク州選出共和党)を次期EPA長官として選出している。
Utility Dive “EPA proposes tightening NOx limits for new gas-fired power plants” (11/25/24)