米国アカデミー、「気候変動のリスクに対処する行動が必要」と報告

米国アカデミーの調査機関である米国研究評議会(National Research Council: NRC)の委員会が5月12日に発表した報告書「米国の気候選択肢(America’s Climate Choices)」は、「温室効果ガスが大気中に排出されるたびに気候変動の影響による危険なリスクは増大しており、気候変動の規模を制限するためにも実質的な行動が必要とされている」と主張している。「米国の気候選択肢」は議会の要請によって作成されたもので、第5弾となる今回の報告書が最終版となる。報告書は、現在は州や地域レベルで対策が講じられているが、気候変動対策は国レベルで行うことが重要であるとした上で、「温室効果ガスの排出を大幅に削減することは最優先事項の一つである」「気候変動の原因やその影響に対する理解を深めるため、研究プログラムの総合的なポートフォリオを維持すべきである」などと主張している。
National Academies “ACTION NEEDED TO MANAGE CLIMATE CHANGE RISKS; U.S. RESPONSE SHOULD BE DURABLE, BUT FLEXIBLE” (5/12/11)