農務省のファンディングエージェンシーである米国食品・農業研究所(National Institute of Food and Agriculture: NIFA)のロジャー・ビーチー(Roger Beachy)所長が5月20日付けで辞任することが明らかになった。ビーチー所長は、農業研究への助成金強化を訴えた他、NIFAの競争的グラント制度を改革するなどした。ビーチー所長は、個人研究者よりも大規模な共同プロジェクトを好み、資金をそちらへ回すなどしたことから、その手法は論争を招くこともあったが、研究者らからは「根気強く取り組み、農業研究を政治的問題へ高めた人物」として一定の評価が得られている。
nature.com “National Institute of Food and Agriculture chief stepping down” (4/29/11)