DARPA、新規のマテリアルと製造手法を活用する革新的なアイデアを募集

先端マテリアルの進歩によって、一見相矛盾するマテリアル(極めて強度なものと極めて軽量のものなど)を統合することや、積層造形やその他の新技術によってこれらの新規マテリアルを従来では考えられなかった形態に形成する能力が大幅に向上している。しかし、これらの特性を十分に活用して新たなデザインを作り出すことは極めて難しい。その理由は、従来型のデザイン技法や製造方法、アルゴリズムは時代遅れとなり、新たなマテリアル特性や製造技法に対応できないためである。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は4月22日、「トランスフォーメーティブ・デザイン(TRAnsformative DESign: TRADES)」プログラムを発表した。TRADESは、新規マテリアルや製造手法によって可能となったほぼ無限のデザイン領域をより十分に活用できる新たな数学及びアルゴリズムを開発する基礎研究である。DARPAは、伝統的なコンピューター支援型デザインや物理的モデリングを超えた幅広い技術コミュニティから、未来の設計ツールを構築するための提案を求めている。
Defense Advanced Research Project Agency “New Tools for Human-Machine Collaborative Design” (4/22/16)