MIT、2050年までに米国輸送システムを変革させるための勧告を発表

自動車は気候変動対策の鍵となる要素であり、温室効果ガスを大幅に削減できる可能性がある輸送システムの変革は、気候変動の影響を緩和するために必要な手段である。こうした中、マサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology: MIT)のジョン・ヘイウッド機械工学教授(John Heywood、Professor of mechanical engineering)を中心とするチームが、「2050年に向けて:自動車の燃料消費および温室効果ガス排出を大幅に削減できる可能性(On the Road Toward 2050: Potential for Substantial Reductions in Light-Duty Vehicle Energy Use and Greenhouse Gas Emissions)」と題する報告書を発表した。報告書は、2050年までに自動車の燃料消費と温室効果ガス排出を40~50%削減するための重要な方策として、①既存のシステム及び技術を改良する(短期的効果)、②運転の習慣を変え、燃料を節約する(短・長期的効果)、③輸送制度を変革し、炭素排出を激減させる(長期的効果)の3つを挙げている。報告書はまた、そのために実践すべき複数の勧告も提示している。
MIT News “Transforming the U.S. transportation system by 2050 to address climate challenges” (3/15/16)