専門科学修士が米国の大学で注目される

1990年代半ばに一部の大学で初めて導入された専門科学修士(Professional Science Master: PSM)が、近年米国の大学で人気となりつつある。PSMは、科学または数学と企業経営学を組み合わせた大学院の履修課程コースであり、2008年には58大学で提供されていたが、今学年度はそのほぼ倍にあたる103の大学で提供されている。一般的な履修課程コースは2年間で、修士論文は必要とされないが、学生は実体験を得るためにインターンシップまたはプロジェクトベースで企業で働かなくてはいけない。PSM支持派は、技術化が進む米国および世界経済で必要とされる学位として定着していくと期待しているが、研究を重視するトップ大学の教員の中には、新しい修士号を作ることに反対意見を示す者もいる。
The New York Times “A Master’s for Science Professionals Sweeps U.S. Schools” (12/26/10)