下院、つなぎ歳出法案を可決 OMBの助成金交付規制施行を延期

下院は9月2日、連邦政府の予算拠出を12月11日まで継続するというつなぎ歳出法案を370対48という圧倒的多数で可決した。既に8月に上院を通過しており、大統領の署名を経て成立する見通しである。歳出法案審議・成立は毎年遅れているものの、今年は中間選挙を控えていることから、共和党は政府閉鎖回避に向けて継続予算成立を優先する形となった。これに伴い、大統領府行政管理予算局(Office of Management and Budget: OMB)が新年度から実施を予定していた助成交付規制も12月11日までは適用が凍結されることとなった。このOMBによる助成金交付制度の抜本的見直し計画は、政治任用者に助成金交付決定権限を与え、研究者による助成利用を制限する内容であることから、科学界や民主党からの強い反発があがっている。こうした中、OMBのラッセル・ボート局長(Russell Vought)は来年1月1日まで規則実施を延期する意向を示している。

AIP “Congress Delays OMB Grantmaking Rule with Stopgap Funding Bill” (09/02/26)
https://www.aip.org/fyi/congress-delays-omb-grantmaking-rule-with-stopgap-funding-bill