テキサス州、データセンター建設を一時停止 電力需要が急増

ユーティリティ・ダイブ(Utility Dive)は8月5日、テキサス州のグレッグ・アボット知事(Greg Abbott)が送電網への接続申請を行う全てのデータセンターを対象とした監査を命じたと報じた。同州の送電網を管理するテキサス州電気信頼性協議会(Electric Reliability Council of Texas: ERCOT)に対する接続申請が計474ギガワット(GW)に達し、その約90%がデータセンターによるもので、過去最高のピーク電力需要の5倍を超える規模に膨れ上がっていることが背景にある。州内電力の安定供給が脅かされる懸念が浮上しており、州は、データセンターの建設を事実上停止する措置に踏み切った。これを受け、ERCOTは大型負荷接続手続きの審査プロセスを一時停止し、監査で自家発電の有無や水資源を自己調達・使用状況、公的支援への依存度などを検証していくと発表した。基準を満たさないプロジェクトは不承認となることから、記事は、業界団体が投機的な事業と優良事業者を差別化するよう、州に対し迅速な対応を求めていると伝えている。

Utility Dive “Facing an estimated 474 GW of interconnection requests, Texas hits pause on data centers” (08/05/26)
https://www.utilitydive.com/news/texas-hits-pause-data-center-interconnections/827046/