エンジェル投資額、2025年は増加

州科学技術研究所(State Science & Technology Institute: SSTI)は8月5日、エンジェル資本協会(Angel Capital Association: ACA)がまとめた2025年のエンジェル投資動向に関する調査レポートの分析結果を発表した。全米23州66団体から提供されたデータを基にしたもので、ベンチャーキャピタル(VC)と同様に「案件数を絞り1件当たりの投資額を拡大する」傾向が明らかになった。投資総額が12%増加した一方、案件数は3%減少しており、平均投資額は26万7,000ドルに上る。また、エンジェル投資家は将来性のある投資初期段階の企業と、実績のある後期段階の企業両方に戦略的に投資し、全資金の60%を収益化する前の企業へ、分野別では全体の47%をライフサイエンス分野へ投じていた。こうした中、SSTIは地域技術基盤経済開発(Technology-Based Economic Development: TBED)を推進する投資家に対し、資金の地域外流出を防ぐ強固な地域エコシステムの構築と、初期段階の資金ギャップを埋めるエンジェル投資家との連携強化を呼びかけている。

SSTI “Takeaways from the ACA angel capital report” (08/05/26)
https://ssti.org/blog/takeaways-aca-angel-capital-report