NSF、材料科学研究6拠点に1億800万ドルを投入

米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は7月30日、最先端材料科学研究を推進する国内6つの研究拠点に総額1億800万ドルを投資すると発表した。材料研究科学工学センター(Materials Research Science and Engineering Centers: MRSEC)プログラムを通じ、6年間で各拠点に1,800万ドルずつ交付する。光と物質を融合させた特殊材料、ハイブリッド量子メタマテリアル(人工材料)や、体内の狙った部位へ投薬する軟質材料、また医療用CT検査における被ばく量を低減する高感度シンチレータの開発など、多岐にわたる基礎・応用研究を支援するほか、重要鉱物の抽出効率化やマイクロエレクトロニクス、バイオ技術への応用も視野に入れている。このほか、NSFはエネルギー省(Department of Energy)傘下の国立研究所や民間技術企業などの外部機関とも連携し、60人以上の若手研究者や400人超の学生に専門教育と訓練の場を提供していく計画で、全米規模での科学技術人材を育成していく方針も併せて示している。

NSF “Building the future, atom by atom — NSF deploys $108M for materials science at 6 research centers” (07/30/26)
https://www.nsf.gov/news/building-future-atom-atom-nsf-deploys-108m-materials-science