海軍海事研究局(Office of Naval Research: ONR)は7月22日、国防総省(Department of Defense)が直面する課題に対応するための新たな科学技術戦略を発表した。技術競争の激化や戦闘様式の変化に対応すべく、技術開発と配備姿勢を根本から転換するよう提言しているほか、長期的な革新的技術の育成と即応需要のバランス確保を目指すよう促している。推進にあたっては「フィード・アット・スピード(FEED at Speed)」と呼ばれる方針を掲げ、研究と成果の実用化に向けた新たな枠組みを中心とした取り組みを優先し、民間での解決が困難な海軍独自の課題への集中(Focus)、関係者へその意義とプログラム実行移行への経路に関する明確な説明(Explain)、防衛エコシステムや民間産業との連携強化(Engage)、試作にとどまらず実装展開に向けた取り組み(Deploy)、また人工知能(AI)活用による研究の加速(Speed)を柱としている。ONRは開発技術の現場の艦隊や部隊への迅速な導入により同省全体の任務に貢献できるとし、これら原則遵守の意義を唱えている。
ONR “ONR Announces New 2026 Science and Technology Strategy for Navy, Marine Corps Tech Future” (07/22/26)
https://www.onr.navy.mil/media-center/news-releases/onr-announces-new-2026-science-and-technology-strategy-navy-marine-corps