国土安全保障省、AI駆動型脅威迅速検知ツール開発へ 

国土安全保障省(Department of Homeland Security: DHS)科学技術局(Science & Technology Directorate)は7月22日、国家安全保障強化に向け、重要インフラのソフトウェア検証や生物学的脅威を早期検知・特定する人工知能(AI)駆動型ツールの開発に着手すると発表した。政府が推進する取り組み「ジェネシス・ミッション(Genesis Mission)」の一環で、重要システムで用いられるサードパーティ製のレガシー(旧式)ソフトウエアの安全性をAIで自律的に検証する技術を構築する。エージェント型AIを活用することで供給網(サプライチェーン)を保護していくほか、国家の資産を保護する狙いがある。また連邦機関と連携し、生物学的脅威の発生源を迅速に特定するAI基盤も配備する。国内の膨大な生物データや国立研究所の基盤を結集して脅威への対応時間を大幅に短縮することでバイオ技術の悪用を防ぐ。同省は、国家安全保障や経済競争力強化に向け、こうした一連の取り組みを通じて、高度化するリスクへの対応を徹底していく方針である。

Department of Homeland Security “News Release: DHS S&T Announces New Genesis Mission Challenges to Safeguard America’s Future” (07/22/26)
https://www.dhs.gov/science-and-technology/news/2026/07/22/st-announces-new-genesis-mission-challenges-safeguard-americas-future