国立科学工学技術統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)は5月1日に発表した報告書「インパクトへの転換:米国及び世界の科学・技術・イノベーションの産出(Translation to Impact: U.S. and Global Science, Technology, and Innovation Output)」によれば、科学・工学(S&E)活動は米国内外で経済成長の強力な牽引要素となっており、特に研究集約型産業において経済的価値の創出を測定する複数の指標で高い数値を示しているという。一例として、S&E活動が経済成長に及ぼす影響を広範に測定する「全要素生産性(Total factor productivity: TFP)」は、2017~2024年に米国内で、R&D高集約度の情報部門で高い成長率(13%)を示し、国内の非農業部門全体(8%)を上回った。また、世界中の知識及び技術集約型産業は、2024年に11兆7,000億ドルの付加価値(正味の経済算出、名目ドル)を生み出し、前年より4%増加した。
NCSES “Translation to Impact: U.S. and Global Science, Technology, and Innovation Output” (05/01/26)
https://ncses.nsf.gov/pubs/nsb20262