ディフェンスニュース(DefenseNews)は1月7日、空軍がボーイング社(Boeing)に対し、戦略爆撃機B-52H型ストラトフォートレス(Stratofortress)のエンジン交換に向け、約20億ドル超を投入すると報じた。商用エンジン交換プログラム(Commercial Engine Replacement Program: CERP)の一環で、運用開始から60年以上が経過した76機のB-52機を整備し、運用を継続することを目的としている。今回の契約でボーイング社は2機のB-52にロールス・ロイス社(Rolls-Royce)製の新型F130エンジンを搭載し、飛行試験を実施する。改修は多岐に亘り、レイセオン社(Raytheon)製の新型レーダーや改良型アビオニクス(Avionics)、通信システムなども整備する予定で、作業は2033年5月末までに完了する見込みである。将来的にはB-1とB-2爆撃機を退役させる予定で、B-21レイダー(Raider)との2機種体制を計画している。なお、総額486億ドルに上る大規模改修によりH型はJ型の「B-52J」へと改称されるという。
DefenseNews “US Air Force awards Boeing $2B contract to begin B-52 engine upgrades” (01/07/26)
https://www.defensenews.com/air/2026/01/06/us-air-force-awards-boeing-2b-contract-to-begin-b-52-engine-upgrades/