アメリカン・エッジ・プロジェクト(American Edge Project)は12月17日、人工知能(AI)投資が全米に波及し、地域経済を底上げしているとする報告書を発表した。2019年から2025年8月までのAI関連投資は約5,600億ドル、約2万7,000件に上り、雇用も他産業に比べ約2.5倍の伸び率で、33州において10%以上増加したという。また稼働中のデータセンター4,000超に加え、約3,000件が建設中・計画段階にあり、特にバージニア州は663が稼働中で、595が建設・計画段階と最多となった。企業のAI投資は2030年までに③兆ドルに上り、税収も今後10年で約270億ドルと推計される一方で、電力消費や環境負荷、恒久雇用の少なさを懸念する声もあり、バーニー・サンダース上院議員(Bernie Sanders、バーモント州選出無所属)は建設の一時停止を提起している。一方AEPは、中国へ対抗するには、トランプ政権のAI行動計画(AI Action Plan)に基づき法的枠組みの強化、資金調達、電源開発、半導体と重要鉱物の供給網構築、人材育成、規制緩和が不可欠と提言している。
American Edge Project ” America’s AI Surge: Powering Investment, Jobs, and Growth in Every State” (12/17/25)
https://americanedgeproject.org/wp-content/uploads/2025/12/Americas-AI-Surge-Powering-Growth-in-Every-State.pdf
参照記事:Axios “America’s data center growth hot spots, mapped” (12/18/25)
https://www.axios.com/2025/12/18/data-center-growth-map-states