エネルギー省、廃水からの重要資源抽出に3,600万ドル

エネルギー省(Department of Energy)傘下のエネルギー高等研究局(Advanced Research Projects Agency-Energy: ARPA-E)は11月21日、廃水からアンモニアなどの重要マテリアルや高エネルギー価値材料を回収することを目的として、3,600万ドルを提供すると発表した。ARPA-Eの「廃水からエネルギー豊富な化合物を抽出・活用する機会の実現(Realize Energy-rich Compound Opportunities Valorizing Extraction from Refuse waters: RECOVER)」プログラムは、米国が、自治体や農村、産業の廃水で一般的に見られる資源を抽出・活用することで、価値の高いマテリアルの輸入を国内資源と置換できるようにすることを狙いとしている。米国は現在、数百万トンのアンモニアと、エレクトロニクスやクリーンエネルギー、軍事技術に必要な重要マテリアルのほぼ全てを輸入している。国内の廃水システムにはこれらのマテリアルが大量に存在しているものの、これらは処理されずに廃棄されている。RECOVERは、従来型のアンモニア供給の50%を置換し、輸入されている重要マテリアルの一部または全てを相殺することを目指す。

Advanced Research Projects Agency-Energy “U.S. Department of Energy Announces $36 Million to Unlock Critical Resources from Wastewater” (11/21/24)