連邦エネルギー規制委員会(Federal Energy Regulatory Commission: FERC)の報告によれば、大手ユーティリティ機関による電力の生産・提供を目的とした年間支出は、2003年の2,870億ドルから2023年の3,200億ドルと12%増加した(2023年実質ドル)。電力インフラの資本投資が増加の大きな要因で、老朽化した発電・送電インフラが、火災や嵐に耐えるよう置換または改良されたり、新たな送電線が再生可能資源と接続されるなどして、同期間に2倍以上増加した。資本支出を部門別で見ると、①生産:電力生産のための支出は2003年から2023年に24%減少した。②送電:電力送電システムの支出は2003年から2023年にほぼ3倍増加した。③配電:配電に関する資本支出は過去20年間における電力支出増の主たる要因で、2003年から2023年に160%増加した。