エネルギー省(Department of Energy)傘下の国立エネルギー技術研究所(National Energy Technology Laboratory: NETL)は、純水素を新たなパイプラインを使って輸送する際の費用と、天然ガスと水素の混合を既存の天然ガス・パイプラインを使って輸送する際の費用を算出する2つの革新的な費用モデル・ツールを発表した。これらの重要なツールは、急成長中の水素経済にかかわる関係者が、情報に基づくより良い判断ができるよう支援する。パイプラインによる輸送費用の正確な試算は、プロジェクトの成功において重要な役割を果たす。エネルギー省の化石エネルギー及び炭素管理局(Office of Fossil Energy and Carbon Management: FECM)とNETLによる「水素パイプライン費用モデル(H2_P_COM)」は、新たなパイイプラインで水素生産施設などの調達源から最終目的地までの期待水素を輸送する際の費用を試算するツール。FECM/NETLによる「天然ガス及び水素パイプライン費用モデル(Natural Gas with Hydrogen Pipeline Cost Model: NG_H2_P_COM)」は、既存の天然ガスパイプラインを改良して天然ガスと水素(最大20~25%)の混合を輸送する際の費用を試算するツール。いずれのツールもマイクロソフト社(Microsoft)のエクセル(Excel)をベースとしている。