現在のエムポックス(mpox)勃発に対する米政府の対応の一環として、国立衛生研究所(National Institutes of Health: NIH)傘下の国立アレルギー・感染症研究所(National Institute of Allergy and Infectious Diseases: NIAID)は、エムポックス研究の優先事項の更新版を発表した。NIAIDによるエムポックス研究議題は、次の4つの目的に焦点を当てている。①エムポックスの原因となるウィルスの全てのクレード(clades)(「株(strains)」としても知られている)の生物学知識を高める、②現行のワクチン投与計画を評価してワクチン供給を最大限にし、新規のワクチン概念を開発する、③既存及び新規の治療を進展させる、④臨床ケアと疫学的監視の促進を目的としたウィルス検知戦略を支援する。NIAIDは、米国内外のパートナーと密接に協力し、現在のエムポックス勃発の影響を軽減し、世界の公衆衛生を保護する。また、国内外の研究インフラを活用してNIAIDの研究目的の達成を目指す。
National Institutes of Health “NIH releases mpox research agenda” (9/17/24)