ITIF、「中国は量子技術で米国に挑戦」との報告

情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は今般、「量子で中国はどれほど革新的か?(How Innovative Is China in Quantum?)」と題する報告書を発表した。それによれば、中国は、量子通信分野では支配的存在で、量子検知では米国にほぼ匹敵しているが、量子コンピューティングでは後れを取っている。本件は、主要な先端産業及び技術における中国の革新的なパフォーマンスに関してITIFが20カ月間にわたって行なっている調査の最新報告となる。キーファインディングには次のようなものがある。①中国は、量子通信では、研究アウトプットの量、質ともに米国を上回り、量子コンピューティングでは、研究アウトプットの合計ではリードしているが、研究の質では米国が中国を大幅に上回っている。量子検知では、研究の数では中国の方が多いが、研究の質では米中は拮抗している。②中国は、国内の量子通信特許では圧倒的にリードしており、量子検知の特許でも大幅なリードをしている。米国は量子コンピューティングの特許でリードしている。③中国は、量子の研究開発(R&D)への公的資金として150億ドル以上を発表しており、米国における民間資金の優位性に対抗している。

Information Technology & Innovation Foundation “China Is Challenging U.S. Leadership in Quantum Technologies; New Report Finds China Leads in Quantum Communication, Tied in Sensing, Behind in Computing” (9/9/24)