エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)が発表した2024年7月の「月間エネルギー概況(Monthly Energy Review)」によれば、風力発電量は2024年4月に過去最高を記録し、同発電は3月4月と連続して石炭火力発電量を上回った。米国の風力発電量が石炭火力発電量を初めて上回ったのは2023年4月だが、再び上回ったのはそれから11カ月後である。今春、米国の風力発電は初めて石炭火力発電を2か月連続で上回った。一般的に、米国内では、風力は春季に最も多くの電力を生産する。米国内に設置されている風力発電システムは、2024年3月に45.9テラワット時(TWh)の電力を生産した。石炭火力発電による電力生産は38.4TWhであった。同年4月には、石炭火力発電による電力生産は37.2TWhに低下し、風力による電力生産は過去最高となる47.7TWhに増加した。ただし、今年1~4月で見ると、石炭火力発電による電力生産は、風力発電より15%多い。