DARPA、バイオ製造プロセスにプログラム性と長期的な安定性を取り入れ

国防総省(Department of Defense)は現在、国防総省の事業活動のほぼ全ての側面(食料や製薬、繊維など)において必要とされる炭素含有分子の調達源として、石油から得られる化学製品(石油化学品)に依存している。石油化学品の製造は、海外の脆弱なサプライチェーンへの依存を高めつつあり、現行の製造慣行は異なる製品を作るために容易に切り替えることができない。石油化学品で製造されている有益な商品の多様性を考慮すると、石油化学品に依存しない代替の製造プロセスの必要性は極めて高い。国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)のスイッチ・プログラム(Switch program)は、かつてない安定性を備え、再プログラム可能なシステムを開発することで、サプライチェーンに対応力をもたらす安定性と継続的なバイオ製造への経路を提供することを目指す。36カ月間のプログラムを通じて、①原料を切り替える(スイッチ)することで臨機応変な消費を可能にする、②異なる製品をトグル(切り替える)することでニーズに基づく製造を実施する、ことなどを目指す。

Defense Advanced Research Project Agency “Bringing Programmability and Long-Term Stability to Biomanufacturing Processes” (7/9/24)