全国ユーティリティ規制委員協会(National Association of Regulatory Utility Commissioners: NARUC)は、「地域間送電を解放するための協調的強化(Collaborative Enhancements to Unlock Interregional Transmission)」と題する報告書を発表した。報告書は、米国が電力システムの大幅な変革へ向けて準備する中、地域間送電インフラを強化することの重要性を強調している。全国的に電力需要が比較的横ばいな状況が10年間続いた後、需要成長への期待が急速に高まった。この成長は、電気化のトレンドや産業開発の拡大、データ・センターによる電力需要増によるものである。それと当時に、老朽化した化石燃料発電所は閉鎖が近づき、それは州及び連邦レベルでのクリーン・エネルギーと炭素削減目標によって促進されている。こうした電力グリッドの需要増加は、地域間送電プロジェクトの建設の更なる進展を必要としており、これは、再生可能エネルギー源を効率的に統合し、地域間の電力供給のバランスを図る上で重要である。本報告書は、重要な送電線の開発の妨げとなっている主要な課題として、計画、許認可、運用の枠組みにおける障害を特定している。