米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は6月26日、プライバシー強化技術(privacy-enhancing technologies: PETs)を進展させ、同技術を使って現実世界の問題の解決に取り組むことを推進する新たな投資を発表した。「実践におけるプライバシー保護データ共有(Privacy-Preserving Data Sharing in Practice: PDaSP)」プログラムは、最近発表された「安全でセキュアで信頼できる人工知能の開発と使用に関する大統領令(Executive Order on Safe, Secure, and Trustworthy Development and Use of Artificial Intelligence)」で指示されたタスクに整合するもので、様々な使用事例と用途のためのデータをプライベートに共有し、分析する能力を強化する。PDaSPプログラムは、次のようなトラックでプロポーザルの提出を歓迎している(カッコ内は予想される受益期間と金額)。①トラック1:「プライバシー保護データの共有と分析(Privacy-Preserving Data Sharing and Analytics: PPDSA)」の実践的ソリューションを可能にする主要技術の進展(最高2年間、50万~100万ドル)、②トラック2:アプリケーションの設定における信頼できるデータ共有のための統合的かつ包括的ソリューション(最高3年間、100~150万ドル)、③トラック3:プライベートまたは部外秘データの信頼できる共有のための便利なツール及び試験台(最高3年間、50~150万ドル)。