データセンターやAIによる電力負荷の増大がグリッド信頼性を脅かす可能性

コンフェレンス・ボード(Conference Board)が5月30日に発表した報告書によれば、データセンターによる電力需要は、今後10年間で2倍以上増加する可能性があり、米国のグリッドの信頼性を脅かし、その他の事業活動のリスクを増大させる可能性がある。グリッドや変圧器の能力が限定的であること、そして新規の発電・送電プロジェクトの許認可や相互接続には時間がかかることから、予想されるデータセンターによる負荷増大は、正味ゼロの電力システムへの移行ペースを遅くさせる可能性があると、報告書は指摘している。その一方で、「より前向きに考えると、AIツールの広範な導入により、電力の使用/生産/貯蔵/移送方法で効率性の大幅な改善が実現する可能性はある」と、報告書の執筆者の一人は述べている。

Utility Dive “Data center, AI load growth could threaten grid reliability: Conference Board” (6/20/24)