プリンストン・ニューエナジー社、サウスカロライナ州で施設立ち上げ

プリンストン・ニューエナジー社(Princeton NuEnergy: PNE)は6月20日、サウスカロライナ州チェスター・カウンティで、米国内で初となる商業規模のリチウムイオン電池直接リサイクル施設の着工式を行った。完成すれば、電池グレードのカソード・マテリアルの年間生産量は1万トン以上と試算されており、これは毎年10万個以上の電気自動車(EV)用電池を生産するのに相当する。同州のヘンリー・マックマスター知事(Henry McMaster)は、「チェスター・カウンティ及びサウスカロライナ州は、PNE社を歓迎する。同社の新たな事業は、新たに41件の雇用を創出し、州の代替エネルギー部門を進展させ、コミュニティに大きな影響をもたらす」と述べた。プリンストン大学(Princeton University)で始まった研究から開発されたPNEの低温プラズマ支援分離プロセス(low-temperature, plasma-assisted separation process: LPAS)(特許取得済み)により、全てのリチウムイオン電池の化学構成に含まれるリチウムイオン・マテリアルの95%以上を回収することが可能である。PNEの直接リサイクル・プロセスは、従来のリサイクルもしくは新規のカソード生産に比べ、大幅にクリーンで速く、費用も少ない。

AP News “PRINCETON NUENERGY LAUNCHES FLAGSHIP FACILITY IN SOUTH CAROLINA” (6/20/24)