国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)が6月4日に発表した報告書「地域間送電のシステム価値を実現するための障害と機会(Barriers and Opportunities To Realize the System Value of Interregional Transmission)」によれば、米国のユーティリティ機関及びグリッド運用者は、地域間の相互接続送電の利点を十分に活用できずにおり、それは電力費用の上昇と、潜在的なグリッドの信頼性の低下につながっている。グリッド運用者の間で資源を共有するための枠組みを策定することは、既存の地域間送電をより効果的にするソリューションの一つであると、報告書は分析している。また、地域間の送電の長期的かつ変革的な選択肢として、全国的な地域間送電計画を実施すること、国家グリッド運用機関を創出してネットワーク計画やスケジューリング、資源の適切性の監督を行うことなどを挙げている。